映画備忘録 ~4月前半(10本)~
① ヘラクレス(Hercules)
監督:ブレット・ラトナー
脚本:ライアン・J・コンダル、エヴァン・スピリオトポウロス
出演:ドウェイン・ジョンソン、イアン・マクシェーン、ルーファス・シーウェル、アクセル・ヘニー、イングリッド・ボルゾ・ベルダル、リース・リッチー、ジョン・ハート、レベッカ・ファガーソン
公開:2014年7月25日(アメリカ)
■総評 S
ストーリー :★★★★★
キャスティング:★★★★★
全体構成 :★★★★★
2回目の鑑賞。
通説を覆すストーリ―性と映像美は圧巻。
俳優陣も各々がちゃんと色を出している。
② 図書館戦争 ~THE LAST MISSION~
監督:佐藤 信介
脚本:野木 亜紀子
出演:岡田 准一、榮倉 奈々、田中 圭、福士 蒼汰、松坂 桃李、栗山 千明、石坂 浩二
公開:2015年10月10日(日本)
■総評 A
ストーリー :★★★★
キャスティング:★★★★★
全体構成 :★★★★
俳優陣の演技は圧巻。
ただ、あれだけ激しい銃撃戦がありながら死傷者をできるだけ出さない様にする配慮は演出上要らなかった。
SEは歴代最高の曲だと思う。
③ わたしに会うまでの1600キロ(Wild)
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
脚本:ニック・ホーンビィ
出演:リース・ウィザースプーン、ローラ・ダーン、ボビー・リンドストローム、トーマス・サドスキー、キーン・マクレー
公開:2014年12月3日
■総評 A
ストーリー :★★★★
キャスティング:★★★★
全体構成 :★★★★
物語としては中の上。
自叙伝だけあって、大きな展開はない。
主演のリース・ウィザースプーンの演技は凄いなと思った。
しかし、自身が自社での製作を発表し、製作サイドに入っているのであれば、できる範囲であろう。
全体として、映画を作る側のこだわりが満載。
映像も綺麗。
SEが少しもったいなかった気がする。
監督:樋口 真嗣
脚本:渡辺 雄介、町山 智浩
出演:三浦 春馬、水原 希子、本郷 奏多、石原 さとみ、長谷川 博己、桜庭 ななみ、三浦 貴大、松尾 諭、ピエール 瀧、國村 隼
公開:2015年(日本)
■総評 B
ストーリー :★★★
キャスティング:★★★
全体構成 :★★★
前作よりは面白い。
漫画とは異なる展開で良い意味で裏切られる部分も多かったが、最後は煩雑になりすぎて、収集がつかなくなった印象。
⑤ ヴィンセントが教えてくれたこと(St.Vincent)
監督:セオドア・メルフィ
脚本:セオドア・メルフィ
出演:ビル・マーレイ、ジェイデン・リーバハー、メリッサ・マッカーシー、ナオミ・ワッツ
公開:2014年10月24日(アメリカ)
■総評 A
ストーリー :★★★★★
キャスティング:★★★
全体構成 :★★★★
最後の結末は予想外で面白かった。
普通に泣けたが、キャスティングに余白が多かった気がする。
⑥ 合葬
監督:小林 達夫
脚本:渡辺 あや
出演:柳楽 優弥、瀬戸 康史、岡山 天音、オダギリジョー、門脇 麦、桜井 美南
公開:2015年9月26日(日本)
■総評 C
ストーリー :★★
キャスティング:★★★★
全体構成 :★★
ストーリーは個人的に、そんなに面白くなかった。
柳楽優弥の演技力は圧巻。特に目力。
あとは門脇麦の演技の幅を観れたのが良かった。
桜井美南は今後もウォッチしていきたい。
SEが特に残念。
道場のカットの際に洋楽を挟んでみたり、世界観を壊していた。
⑦ 暗殺教室
監督:羽住 英一郎
脚本:金沢 達也
出演:山田 涼介、椎名 桔平、知英、菅田 将暉、山本 舞香、竹富 聖花、橋本 環奈、加藤 清史郎、二宮 和也、高嶋 政伸
公開:2015年3月21日(日本)
■総評 A
ストーリー :★★★★★★
キャスティング:★★★★
全体構成 :★★★
世界観がハチャメチャだが、原作が漫画なだけあって、煩雑になっていないのは圧巻。
結末がどうなるのか非常に気になる。
山田涼介の演技はやはり上手い。
⑧ エール!(La famille Belier)
監督:エリック・ラルティゴ
脚本:ヴィクトリア・ベドス、スタニスラス・キャレ・ドゥ・マルベリ、エリック・ラルティゴ、トマ・ビデガン
出演:ルアンヌ・エメラ、フランソワ・ダミアン、カリン・ヴィアール、エリック・エルモスニーノ
公開:2014年(フランス)
■総評 B
ストーリー :★★★★
キャスティング:★★★★
全体構成 :★
フランスをよく描いている作品。
主演のルアンヌ・エメラの歌唱力は本物。
ただ、SEの少なさ、カット割りの粗さなどがマイナス。
⑨ アンフェア the end
監督:佐藤 嗣麻子
脚本:佐藤 嗣麻子
出演:篠原 涼子、永山 絢斗、阿部 サダヲ、加藤 雅也、向井地 美音、吉田 鋼太郎、AKIRA、寺島 進、佐藤 浩市
公開:2015年9月5日(日本)
■総評 S
ストーリー :★★★★★
キャスティング:★★★★★★
全体構成 :★★★★★★
結末に腑に落ちない点が多かったのが残念。
雪平はどうやって海外に行ったのか。
娘は海外にいるのか。
とは言え、これだけ複雑に膨らんだ物語をスッキリとオチまで持っていくのは凄い。
佐藤嗣麻子の映画をもっと観ようと思った。
⑩ ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声(Boychoir)
監督:フランソワ・ジラール
脚本:ベン・リブリー
出演:ダスティン・ホフマン、ギャレット・ウェアリング、キャシー・ベイツ、ケヴィン・マクヘイル、ジョシュ・ルーカス、ジョー・ウェスト
公開:2015年4月3日(アメリカ)
■総評 A
ストーリー :★★★★★
キャスティング:★★★★
全体構成 :★★★★
面白かった。
特に何か起きるわけでもないが、最後は泣けた。
ただ、歌唱力には疑問がついた。
演出でなんとかしてあげれば・・・。